韓国あれこれというタイトルで、韓国の良い所を書いてみることにした
ここ数年日韓関係はよくなく、6月末の大阪サミットでも何ら好転しないどころか、フッ化水素等の輸出制限でますます出口が見えない状況となっている。
一方、定年退職してから、逆に韓国への出張が増え、良いところもたくさんわかってきた次第である。いくつか韓国の良いところを披露したい
1. 韓国の信号は4つある 赤・黃・←・青
最近、琵琶湖畔で直進車と右折車との事故により、2名の幼い園児の尊い命が奪われたが、韓国では基本的に直進車と左折車(日本では右折)の衝突事故は起きない信号システムになる。
韓国の信号では、1の青信号でも左折は不可になり、直進車のみ進める。右折はアメリカと同じであり信号に関係なくいつでも可能。
2の黄信号のあとに、3の←が青になって初めて左折が可能となる
したがって、直進車と左折車の衝突事故はまず起きない!
なお、左端の信号と中央の信号の間にUターンの標識があるが、これは左折信号が青になっている時のみUターンしても良いという意味になる。そのために、ずっと先まで行ってからUターンするケースがよくある。
2. 韓国の禁煙事情
最近、日本でも全面禁煙の喫茶店・レストランが増えてきたが、韓国では2011年に公共建物・ホテル・大規模レストラン等での全面禁煙が実施された。さらに2015年には法律が改正されて、居酒屋を含めて全飲食店で全面禁煙となった。そのため、大都市に限らず、地方都市でも飲食店での全面禁煙は守られている。
当然、会社でも建物内では全面禁煙で、敷地に入ったところにあずま屋のような小屋があり、そこでのみ喫煙可能なようだ。
但し、日本より喫煙者の割合は多いように思われる
どこかの国では、保守政党のボス達が全面禁煙はけしからんとか言っており、分煙で済まそうとしている。分煙では、受動喫煙の問題が残り、あきまへん!!
3. 韓国ではカード支払いが常識
ランチで小さな田舎食堂を使っても、現金支払いはなく、カードでみんな支払っている。
日本のランチ風景では、グループで行っても一人ずつ現金払いをしているのが多いのに対し、韓国では一人で全員の分をカード支払いしている。
ワリカンというシステムは無いのかな?
最近はペイペイのようなスマホ払いも見受けられる。
4. エレベーターのボタン
エレベーターでたまに押し間違えることがある。勘違いして押したり、あるいは指が偶然あたったりして!
その場合、日本ではキャンセルできないが、韓国のエレベーターではもう一度そのボタンを押し直す事で、キャンセル可能である。
日本のエレベーター会社でも、是非そのような二度押しキャンセル機能を付けて欲しいものである。
(いとこより指摘有り:日本でも、2度押し(ダブルクリック)するとキャンセル出来るところが結構多いとのことです)
5. 駐車事情その1 大型駐車場
韓国にもロッテモール等の大型商業施設があるが、駐車場にゲートはあるものの、画像認識でナンバープレートを読み取るシステムになり、駐車券がない。したがって、出入りの際に停止する必要がなく、スムースである。前の車が支払いに手間取って、イライラすることもない。ひょっとしたら、高齢者の誤発進による事故も少なくなるかもしれない。
しかし、出ていく際にお金を払うこともなく、どう課金しているのかよくわからない。
但し、空港の駐車場は駐車券式で出口でキャッシュで支払っていた。
6. 駐車事情その2 路上駐車
ソウルは別として、地方都市では路上駐車が一般的であり、良きも悪しくもある。
どこの街にも、食堂街があり、ランチタイム・夜間は路上駐車だらけである。駐車場が敷地内にあるレストランもあることはあるが、小さなレストランでは、空いているスペースを探して、路上駐車となる。
古い工場団地でも工場の敷地内には数台しか停められず、役員以外の従業員は路上駐車となる。遅く出社すると、かなり遠方に停めることになる。
7. 韓国映画は面白い!
ヨン様といった韓流ドラマは一時ブームとなったが、韓国のアクション映画もなかなか面白い
時々、録画して楽しんでいるが、ハングルはいまだに全くわからない
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